VESA規格とは?
VESA規格とは、「Video Electronics Standards Association(ビデオエレクトロニクス標準協会)」が定めたディスプレイやモニターを取り付けるための標準仕様のことです。特に、モニターやテレビを壁掛けやスタンドに固定する際のネジ穴の位置やサイズを統一した「VESAマウント規格(VESA Mount)」がよく知られています。これによって、異なるメーカーや機種でも互換性を持たせ、取り付けが簡単になるよう設計されています。
主な特徴
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ネジ穴の配置: VESA規格では、モニター背面にあるネジ穴の間隔が決められています。例えば、「VESA 100×100」は横100mm×縦100mmの四角形に4つのネジ穴があることを意味します。
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一般的なサイズ: よく使われるのは「75x75mm」「100x100mm」「200x200mm」など。モニターの大きさや重量によって適切なサイズが選ばれます。
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対応機器: 主に液晶モニター、テレビ、プロジェクターなどに適用され、壁掛け金具やアーム、スタンドに取り付ける際に使われます。
具体例
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小型モニター(20インチ以下)だと「75x75mm」や「100x100mm」が一般的。
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大型テレビ(40インチ以上)だと「200x200mm」や「400x400mm」といった大きな規格が使われることが多い。
メリット
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互換性: VESA規格に対応していれば、メーカーが違っても同じマウントやアームを使える。
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設置の自由度: 壁掛けやデスクアームでスペースを有効活用でき、角度や高さを調整しやすい。
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統一性: 取り付けが標準化されているので、DIYやオフィスのレイアウト変更でも手間が少ない。
注意点
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非対応の場合: 一部のモニターやテレビ(特に薄型デザインや特殊形状のもの)はVESA規格に対応していないことも。その場合は専用のアダプターが必要になる場合があります。
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重量確認: VESA規格は穴の位置を決めるだけなので、マウント側がモニターの重量を支えられるかもチェックが必要。
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ネジサイズ: 通常M4、M6、M8などのネジが使われますが、モニターによって異なるのでマニュアルで確認を。
日常生活での例
例えば、デスクでPCモニターをアームに取り付けて高さ調整したいとき、モニター裏のVESA穴(例: 100x100mm)があれば、市販のVESA対応アームを買えばすぐ設置できます。逆に、穴がないと自作するか諦めるしかなかったりします。
簡単に言うと、VESA規格は「モニターの裏のネジ穴のルール」で、それがあるおかげで取り付けが楽ちんになる仕組みです。